校章

本校の校章は、創立当初に制定された。旭川市のマークである北極星の上に一本の杖を中心として両側に二枚の翼をもつヘルメスを象徴化している。ヘルメスとは、ギリシャ神話で「商業」の神である。

神話ではヘルメスが相もつれて闘っていた二匹の蛇を発見して、この杖の威徳が現れて格闘を止め、お互いに愛着の念が生じて仲良く杖に巻きついたといわれている。

二匹の蛇の巻きつきは「和解」の象徴であり、杖は「力」、翼は「進歩」、蛇は「認識」を意味している。

 

〔スクールカラー〕

本校の校旗は、昭和26年10月5日に制作された。色は「エンジ」で、これが本校のスクールカラーである。各部の部旗もこの色でつくられている。エンジは、赤と紫の混合色であるが、「活力」「情熱」「根性」「冷静」「愛情」などを表現している。

 即ち、旭商が「立派な精神と健全な肉体」をつくりあげる学校であることを意味している。

 

校歌

 

 

作詞 稲垣 芳雄  
作曲 工藤富次郎  

大空摩する 深雪の峰は
われらが清き 心のしるし
百里の沃野 潤す水は
われらが若き 生命の流れ
自然の恵み 豊かにうけて
いそしみ集う 学びの窓辺
いざやいざ ともどち
励みあわばや

 

 

高鳴る胸の 血潮を鎮め
希望の光 はるかに仰ぎ
やがてかけらむ おおとりのごと
翼おさめて 養うちから
波風すさぶ 海原越えて
折れぬ強さに 鍛えあげまし
いざやいざ ともどち
強くならばや

 

 

日出づる国の 世界に負える
使命は重し 果たすはわれら
修めしわざを ろかいと頼み
経済界に 船乗り入れん
理想の岸に 着かではおかじ
燃ゆる意気こそ われらが誇り
いざやいざ ともどち
振いたたばや