本校の校章は、創立当初に制定された。旭川市のマークである北極星の上に一本の杖を中心として両側に二枚の翼をもつヘルメスを象徴化している。ヘルメスとは、ギリシャ神話で「商業」の神である。
神話ではヘルメスが相もつれて闘っていた二匹の蛇を発見して、この杖の威徳が現れて格闘を止め、お互いに愛着の念が生じて仲良く杖に巻きついたといわれている。
二匹の蛇の巻きつきは「和解」の象徴であり、杖は「力」、翼は「進歩」、蛇は「認識」を意味している。
〔スクールカラー〕
本校の校旗は、昭和26年10月5日に制作された。色は「エンジ」で、これが本校のスクールカラーである。各部の部旗もこの色でつくられている。エンジは、赤と紫の混合色であるが、「活力」「情熱」「根性」「冷静」「愛情」などを表現している。
即ち、旭商が「立派な精神と健全な肉体」をつくりあげる学校であることを意味している。