旭商奨学会

 1928年(昭和3年)に当時の父母のご寄付により、市内の江丹別町春日に山林を購入、こんにちまで造林作業を続けている。1938年(昭和13年)に、この山林等を基本財産として、文部省より「財団法人旭商奨学会」の認可を得る。
 この山林経営並びに法人設立の目的は、本校の教育活動の財政的支援で、これまで木材の伐採その他で得た収益金は、経済的に苦しい生徒への育英奨学資金の支給、部活動への支援、教育設備の充実や更新その他、本校の教育振興のために長年大きく寄与している。

 

 支援事業

(1)学校の環境整備や教育設備の助成
 グランドの整備や備品の更新と旭商会館のストーブの更新等に助成。
(2)生徒の学習活動の助成
 不足の教具・教材等の購入の助成。
(3)教職員の研究の助成
 本校教職員の優れた個人研究や他校の視察旅費などを助成。
(4)一年生の学校林体験学習の助成
 毎年行っている学校林体験学習の列車運賃、作業用品などの助成。
(5)定時制教育の支援
 定時制で使用の教具・教材等の購入を助成。
(6)模範の生徒や本校の名を高めた人々の表彰
 優れた活動をした生徒や部活動、本校の名声を高揚した生徒の表彰、皆勤賞の副賞などの助成。
(7)生徒会や部活動の備品の購入の助成
  不足の生徒会予算を助成したり、部活動の備品の購入を助成。
(8)育英奨学資金の支給
 1985年より毎年経済的に困窮している生徒に対し、育英奨学資金を支給。
(9)学校創立周年事業の助成
(10)学校林の育成・整備の支援
 下刈りや枝打ち・間伐などの山林経営の事業に資金を提供。
(11)その他
野球場の移転と整備

フル規格のサッカー場の新設

一周300mのトラックを有する陸上競技場

4面のテニスコートの新設