学校生活(定時制)

登校風景
 旭商は旭川駅や繁華街からほど近く、校舎の裏に流れる忠別川の岬にはサイクリングロードもあり、通学には非常に便利な場所にあります。そのため夏場は多くの生徒が自転車で通学しています。また、バスの便も良いので、遠くから通っている生徒もいます。
 また、仕事の都合などで自家用車やバイクで通っている生徒もいます。(この場合、所定の手続きが必要です。) 夕方、アルバイトなどを終えた生徒が、給食やSHR(ショートホームルーム)の時間にあわせて夕方ではありますが「おはよう」のあいさつとともに元気に集まってきます。

 

 給食
 本校の定時制課程に通う生徒の多くは昼間、アルバイトをしています。勤務の関係上、夕食を食べてくる時間がない生徒もたくさんいます。そのため本校では、健康面からも給食時間を2回設定して、全員が夕食(給食)を摂ることになっています。(給食時間2回のうち、どちらか一度だけ給食を食べます。)栄養のバランスを考え、多彩なメニューが日替わりで作られています。

 

SHR(ショートホームルーム)
通常、1時間目の授業は17時35分から始まります。それに合わせて、17時25分から生徒のSHRがあります。担任の先生から、出席の確認はもちろん、さまざまな連絡事項が伝えられます。
 “1日のはじまり”であるこのSHRは、仕事や自分の生活から気持ちを切り替える大切な時間です。行事などがある特別な時には、給食時間の都合で17時50分からSHRを行う場合もあります。

 

授業風景
本校は商業高校ですが、もちろん1年生から4年生まで商業の専門科目以外の国語や英語などの普通科目についても、勉強します。社会人として必要な学力を身につけるために、基礎的・基本的な内容から確実に学んでいきます。
 商業の専門科目は1年生から始まり、4年生になると半分は商業の科目を勉強することになります。簿記・電卓・ワープロなど、商業科目は直接資格や検定につながるので、より積極的な取組みが必要になります。

 

 

三修制授業
“三修制授業”とは、3年間での卒業を目指している生徒が受ける授業のことです。(詳しくは『定時制の紹介』のページの『3カ年卒業制度(三修制)』の項目を見てください。)
 通常の授業よりも早く登校して受ける授業(16:35~17:20)なので、生徒は“0時間”と呼んでいます。“0時間”の授業は少ない人数から、3年間での卒業を目指し、必死に勉強する姿が見られます。

 

 

放課後の活動
定時制の場合、授業が終わるのは夜9時過ぎ。放課後の時間は限られていますが、この時間を使って友人との交流や部活動(部活動紹介コーナー参照)、資格取得のための講習等、生徒にとっては貴重な時間となっています。